頸動脈エコー検査
頸動脈は心臓から脳に血液を送るための重要な血管です。
この部分にエコー（超音波）をあてることで、血管の状態を調べることができます。
頸動脈エコーでわかること
動脈硬化の有無
動脈の硬さは加齢とともに少しずつ進行していきますが、生活習慣によって実際の年齢よりも動脈硬化が進んでいることがあります。
頸動脈エコーでは、血管の壁の厚さを調べて動脈硬化の判定を行います。
血管の詰まり具合
頸動脈内の直径がどれくらいあるかで血管の詰まり具合を判定いたします。
プラークの状態
頸動脈内にプラーク（血栓）があるかを確認します。
※プラークが崩れ、破片が狭い血管に詰まると脳梗塞の原因となることがあり注意が必要です。
プラークが見つかった場合は循環器科へご紹介いたします。
検査の特徴
仰向けに寝ていただき、首にエコー機器をあてる検査です。
痛みはなく、被爆の心配もありません。食事の制限も特にないため、患者さんの負担が少ない検査です。
検査当日はタートルネックなどの服装は避けていただく必要がございます。
健康診断で指摘された方は一度検査を
脂質異常・高糖尿・高血圧・肥満などの生活習慣病を指摘された方は、血管の老化が年齢以上に進んでいる可能性があります。
血管の状態が気になる方はご相談ください。
